婚活の旅

前回、新宮殿で生活をはじめたスサノオノミコト、子宝にも恵まれます。
そこから生まれたオオクニヌシノカミのお話がはじまります。

オオクニヌシノカミは、はじめはオオムヂノカミ(大穴牟遅の神)と呼ばれており、八十神と総称される腹違いの兄弟神がたくさんいました。
その誰もが稲羽(因幡)のヤカミヒメ(八上比売)を妻にしたいと考えていました。

兄弟神たちは求婚のために連れ立って稲羽の国へ出かけました。
いわゆる、有名な因幡の白兎のお話です。

若いオオアナムヂノカミは荷物を背負わされて従者として同行し、行列の一番最後を歩いていました。
途中、気多の岬(鳥取市の白兎海岸)を通りかかったときのことです。
そこに皮を剥がれた丸裸の兎が倒れ伏していました。

これを見た八十神がからかって、こういいます。
「その体を癒すには、海水を浴び、風によく当たってから、山の尾根に伏せるがよいぞ」
兎はすぐさま教えられたとおりにやってみました。
すると、みるみるうちに塩が乾き、体中はヒビだらけになってしまったのです。
あまりの痛さに泣きながらもがき苦しんでいるところに、八十神一行の最後尾を歩いていたオオアナムヂノカミが通りかかりました・・

次回・・痛みに悶える兎にオオアナムヂノカミはどうやって助けるのか!!
有名な因幡の白兎のお話後編です

参考図書:図解眠れなくなるほど面白い古事記 学習院大学名誉教授 吉田敦彦監修

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